源平合戦ゆかりの社寺を巡る 平家物語巡り
2017年 3月26日 開創
神戸〜高松〜宮島〜下関 源平合戦ゆかりの社寺を巡る歴史旅めぐり
第一番 須磨寺 第二番 屋島寺 第三番 六萬寺
第四番 嚴島神社 第五番 大聖院 第六番 赤間神宮
■平家物語を知っていますか？■
「祇園精舎の鐘の声…」誰もが一度は耳にしたことのある有名な一節。平家物語は平家の栄華と凋落を描いた日本でもっとも有名な軍記物語です。
平家物語は貴族の世から武士の世へ時代が移り変わる中で織りなされる人間模様を見事に描き出しています。家族愛、権力への憧れ、人の持つ心の強さと弱さ…今読んでもそのテーマは全く古さを感じさせません。
争うことの愚かしさ、人間が生きる力強さを私たちに語りかけます。
平家物語は冒頭の祇園精舎をはじめとする流麗な名文として知られますが、魅力はそれだけではありません。
一ノ谷、須磨浦の源平の騎馬武者が駆け抜けたであろう海岸線
「扇の的」に見える屋島に沈む美しい夕日
朱塗りの大鳥居から壮麗な社殿を臨む豊かな宮島の海
そして、合戦さながらにドラマティックに移り変わる壇ノ浦、関門海峡の潮の流れ…
850年の時を経ても変わらない人の営みを包み込む海と、嚴島神社や平家納経をはじめとする素晴らしい文化が今に残されています。
難しい古文の読解は必要ありません。ただ、美しい景色の中に美しいことばを感じてください。
今こそ、平家物語の世界へ…
